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2月, 2021の投稿を表示しています

新たな自主活動!

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 なかなか参加者の皆さんに実施についてのご連絡ができなかった3月の「月イチ会議」。 3月6日(土)は「ドンドン芽を出す月イチ会議 コモンのロングタイム~舞台機構・照明・音響を体験してみよう~」と題し、1月の月イチ会議で発表した作品の中から3作品程度をサンプルとして取り上げ、舞台のトライアルを行うことになりました。 次の「月イチ会議」までのクラブ自主活動は、1月の「月イチ会議」で発表した会話のお芝居を台本にすること。 それぞれのチームで台本作成の挑戦が始まりました! 2月26日に行われたこちらのチームの自主活動は、みんなで集まり台本の作成。 皆さん、真剣な様子で作成中。 ホワイトボードを駆使しながら、演出の確認です。 前回同様、自主活動の進め方はそれぞれ。 次の月イチ会議までの期間が短いため、集まって作成するだけでなくSNSやメールを駆使して密に連絡を取り合ってみんなで作成するチームや、一人の人がたたきを作って、それをみんなで肉付けしていくチームなど、それぞれのチームで試行錯誤しながら進めてくださっています。 次回の「月イチ会議」は 3月6日(土)14:00 から。 作成された台本がどんな形になるのか楽しみです! (マネージャー:カスミ)

月イチ会議7回目【特別編】~後編~

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2月13日(土 )に映像作家の上田謙太郎さんをお迎えして実施された「演劇の『種』育てましょ!ドンドン芽を出す月イチ会議⑦【映像特別編】」の後編です。 前半は上田謙太郎さんの作品をとおして、映像作家という職業や、上田さんが考える‶日常にある演劇”についてお話をうかがいましたが、後半は伺ったお話をもとに市民館スタッフが3チームに分かれ、実際に映画を作ってみました! 多くの映画から影響を受けているという上田さんですが、‶最初に映画を作った”といわれるフランスのリュミエール兄弟の映像から、上田さん自身が考えた映像を撮る上でのメソッドをご教授いただき、そのメソッドにクロスカッティングという二つ以上の同時進行する場面を交互に見せる編集技法を必ずいれて、市民館を舞台に撮影スタート! 今回の映画作成の命題は、 「映画とは時間の芸術であるということ」 「日常には演劇があるということ」 という2つ。 クロスカッティグ以外に ・三脚を使って画面を水平にして撮影 ・カメラを動かさない ・カメラズームしない ・1分以上長まわしをする ・大きな声でしゃべる ・静かな所で撮影する …といういくつかの条件をもとにそれぞれのチームで台本作成から始まりました。 まずはどんな作品を撮りたいか、台本作成。 台本で流れが決まったら、現場に直行! 画面サイズと水平を確認。 いよいよ本番! 台本作成から撮影までに与えらた時間は約1時間! 1カット撮影の度に、急いで映像の確認です。 撮影が終わったら、元の撮影素材を上田さんと一緒にその場で編集、作品の構成を行いました。 クロスカッティングを成立させるため、映像データを入れ替えたり、いらない部分をカットしたり…作品を仕上げていきます。 各チーム作品が出来たら、早速上映開始! 作品の上演後には、上田さんから講評をいただきました。 普段の日常業務を反映した作品に、上田さんが思わず「あまりに自然すぎて構成した作品を観ている感覚がない」という講評や、「もっとコンパクトな作品にすることができるはず」という講評も。 これには前回の「演劇の『種』」での参加者の皆さんが柏木さんからいただいた講評を思い出し、「演劇の『種』」というのは一見全く別ジャンルのようでも、地続きになっているものなんだなぁと、映画製作から感じた瞬間でした。 あまりに濃密でアッという間に時間が過ぎてしまいましたが

月イチ会議7回目!【特別編】~前編~

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 2月13日(土)、「演劇の『種』育てましょ!ドンドン芽を出す月イチ会議⑦【映像特別編】」が実施されました。 今回は、東京都で発出されている新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言を鑑みて、講師の映像作家:上田謙太郎さんと市民館スタッフとの今後に向けての話し合いの場となりました。 今回の「月イチ会議」はなんと約4時間!密度の濃い内容になりましたので、今回のブログは前後編に分けて、その様子をお伝えしようと思います。 講師にお迎えした上田謙太郎さんは、柏木陽さんからご紹介いただいた映像作家の方で、現在は愛知県の大学で教えられている傍ら、ドキュメンタリー映像を作られています。 まずは市民館の会議参加スタッフがそれぞれの自己紹介を行った後、月イチ会議講師の柏木陽さんとスカイプでお話をしました。 上田さんと柏木さんとの繋がりなどを伺いながら、今までの月イチ会議の流れを柏木さんと顧問の辻野から上田さんにご紹介。その場で「こんなことが出来たらいいよね」という今後のビジョンのお話も少し行われました。 ※今後の予定はこうご期待! 柏木さんとのスカイプ終了後は、いよいよ【映像特別編】スタート。 第1部は上田さんの作品を鑑賞しながら、映像作家という仕事について、また、作品をつくる上での心構えについてのお話を伺いました。 上田さんは映像作家のことを「美しい風景や、人との出会いなど自分の前に現前するシーンを映像に変えて人に見せる仕事。人はきれいな風景を見ると「ここ、ここ」と指をさすことがあるが、映像作家はその風景を指さす仕事」と表現されていました。 上田さんの作品をいくつか鑑賞する中で、上田さんご自身が「一つの到達点に達した」という『アーティストとともに過ごす時間「ひふみ×岸野雄一」』は上田さんが映像作りで意識している点が詰まったもの。 皆さんもぜひ、YouTubeにある下記の作品をご覧いただければと思います。 作品名:アーティストとともに過ごす時間「ひふみ×岸野雄一」 https://www.youtube.com/watch?v=jtofGYe1F4s 上田さんが作品を作るのに意識したのは以下の3点。 ①情報ではなく、状況を撮る※雰囲気映像を作らない。 ②中心と周辺。※切り取らない映像作り。 →アーティストの想いであったり、作品のプログラムなど行っている内容はしっかり見せつつ