クラブ活動でうまれた都々逸作品一覧

 10月11日(日)の月イチ会議で共有されたクラブ活動で創作された都々逸作品一覧をここで発表します!!

1ヶ月のクラブ活動で、こんなにも多くの豊かな作品がうまれましたので、名作揃いの都々逸をここに掲載させていたただきます!

みなさんは、どの作品がお好きですか?

次のクラブ活動では、これらの作品一覧のなかからひとつ選んで、1分間の動画撮影を行っていただきます!

詳細は前のページをご覧ください。ぜひ、みなさんの作品をお待ちしております。


チーム名:春日組

1、おなかがすいた いまはやつどき カロリー気にせず ばくぐいさ

2、国宝ふたつ 飛び出せ日本 おたんじょうびよ! ブラヴォー

3、寒天料理 おんばしらさい 力合わせて ろくねんぶり

4、かんてんなんて 茅野の特産 何でも寄せて ひとも寄せ

5、森のため池 酸性だから 水面は鏡 御射鹿池

6、辻野隆之 はっそうりょくと じつげんりょく はんぱない

7、セブンティ!? 気持ちははたち 足腰じょうぶ 山あるき

8、秋分すぎて 急に涼しく あっという間に 火がこいし

9、ズズッとすする 新そば祭り 今年は中止 そばはなれ

10、コロナたいさく マスク・手洗い つかず離れず 心あい

11、今夜十五夜 秋の真ん中 だんごをたべて ほっぺプクッ

12、5時もう暗い 気持ちは焦る 老眼鏡 からげんき

13、ラストスパート ここから勝負 一気に加速だ アラ還に

14、秋の里山 色とりどりで 実り豊かに 秋祭り

15、美しい星 空飛ぶ円盤 待ちわび王子 旅は続く


チーム名:ちーむ どどいつ

1、御射鹿池は 何色してる こんな嵐の 寒い日は

2、糸寒天の 美容効果が 心にしみて 嬉し泣き

3、縄文の風 私をつつみ 太古の薫り いま、届け

4、茅野の温泉 美人になれる ためしてみたら オレまでも

5、茅野市民館 いついつ来ても 新たな出会い 恋の花


チーム名:空飛ぶマトリョーシカ

1、夢を見ながら 想いを馳せる 見たこともない 縄文

2、うっかり続き やらかしました 聞いてなかった 区の放送

3、玄関出たら 雨がポツポツ 傘も持たずに 晴ヶ峰

4、山に囲まれ 高原の風 吾亦紅揺れ 赤とんぼ

5、小泉山から 慌てて帰る 秋空の下 富士を見る

6、茅野駅降りて 寒くてぶるる 氷が張って 息白く

7、友と二人で 永明寺山 ここなら安心 夢の中

8、お盆を過ぎて 蕎麦の花咲く かんぴょう揺れて 稲刈りに

9、蓼科山は 諏訪の富士山 毎日見上げ いい天気

10、扉のボタン 押すに押されず 何も変わらず 茅野市民

11、2体の土偶 そのかわいさに 魅せられた孫 庭を掘る

12、テレビをつける 何処へ行こうか 響く木遣りが 逸らせる

13、道を歩けば 林檎畑が 香りの中で じじ笑う

14、子の声響く 秋空の元 泉野小で 木遣り唄

15、衣替えして こころも晴れて こたつ布団干す すぐに冬

16、木の実は不作 熊のお腹も 満たされなけりゃ 人里へ

17、鮮やかな色 澄み渡る空 リンドウの花 凛と咲く

18、山葡萄の葉 真っ赤に染まる 秋の夕暮れ 赤ワイン

19、太陽がそば 信州は蕎麦 笑顔のそばに ぬくとい手

20、雲の川流れ 山を動かす 人の力は いくばくか

21、蓼科湖畔 湖面に映る 女神山(めのかみやま)は 穏やかに

22、上司に切れて そんな時でも ごはん作って 美味しいな

23、リスの姿が 撮れたら嬉し 期待しながら 散歩みち

24、ストーブを焚き お鍋をかける 蓋を開けたら 黒焦げだ

25、鹿にぶつかり バンパー大破 なみだ涙で 修理中

26、熊も出没 守屋の山で 驚きの顔 キノコ採り

27、焼き芋食べたら オナラが出ちゃう 周囲を見て 鼻つまむ

28、焚き火の匂い 煙に巻かれ 焼き芋食べたら 満腹だ

29、坪庭にみる 小さな祠 四方(よも)に神様 手を合わす

30、台風が来て 子ども迎えに 行く道ばたは 川荒し


チーム名:チーム悟空

1、茜さす空 峰をつつみて みずうみに映え 黄昏て

2、手に手をとって 満月の下(もと) 笑顔集まる 陰で泣く

3、すすきの原に 兎ちょこんと 置き去りにして 月高し

4、おかいこさまの さなぎ噛み締め 『旨い!』『不憫...』と 酒すすみ


チーム名:君のほほ

1、生ぬるい風 汗ばんだ肌 美味しいビールと 巨人戦

2、何か聞こえる 上限の月 そぞろ歩けば 香の移り

3、焼き肉のタレ ポン酢?にんにく? あなたと一緒で お味は ん

4、暑くて居れぬ 会議のさなか 気ちはどこか ちのビール

5、何故か ボンヤリ まわるレコード 真空管の 夜のおく

6、君の指先 篠笛奏で ささやく音は ウワノソラ

7、太鼓たたいて そりゃ太鼓っ腹 もっぱら響くは 蒼のソラ

8、蜘蛛の巣ひかる 蝶々の形見 濡れた涙の ほれた君

9、夏の終わりつつ 背伸びした影 夕焼けのソラ 永明小

10、キャベツの国 青虫も食べ 美味しい証拠 切り落とす

11、古民家に住み 見上げた梁は ボンボン時計の 眠る時

12、ひろった種を 蒔くあてもなく 尋ねた名前 君はだれ

13、気ばかり焦り 読みかけた本 積ん読雑誌 いない人

14、その絵の前で 紫絵具 私の色は 立ちすくみ

15、街道あるき 思い馳せるは センなきコトよ ぐるぐると

16、ヒールの足音 まな板の音 あの日の音へ 茅野ドンパン

17、蝉つからつき イチゴシロップ 7年生きて 見たか夏

18、ミミズの散歩 白樺ばやし 柏木さんも エキストラ

19、蓼科山は 夏終え涼し 逆光の君 眩しすぎ

20、白米2合 こぼして竦む たぶんあなたは お赤飯

21、破片の反射 狂おしい夏 汗かき光る ムシメガネ

22、レモン色の日 楽器奏でる 遠いゆくさき 見えぬまま

23、白いお茶花 ただよう気配 恐怖チャドグガ 叫ぶ声

24、なすびのへたの トゲ君を刺し チクンと痛む 美味い秋

25、無人駅にて 金色のナミ 一人もいない 待合室

26、森をぬけたら 白樺見えて スキーリゾート 夢の跡

27、日本の響き 龍笛 琵琶 笙 社(やしろ)歩きて 踏むじゃり

28、新聞の隅 溜め息、今日も 注ぐミルクに コロナかぜ

29、まち変わりゆき 君も変わり 僕子供づれ

30、引き出しの隅 赤いケシゴム 置いてけぼりの 僕のため?

31、秋の花花 栞に留めて ゆるり消えゆく 赤とんぼ

32、そんなんずるい 声に出しかけ 貴方を見れば うわの空

33、朝の結露よ 指で引く線 ハートの形 さっと消し

34、有料道路 山越え向かうは 夜しか逢えぬ アソコの娘(こ)

35、上側沿いに 釣り人ひとり すすきは揺れて 八ヶ岳

36、衣替えの日 夕焼け燃えた 黒い学ラン 白い息

37、黄昏時に 口ずさむ詩 ふるえる声と 豆腐売り

38、速足であるく 蟻通り抜け キリギリスの死 君はまだ

39、マスク忘れて 今 ガラス越し 取りに戻ろう 焦る鍵

40、光の中で ふれ合い泳ぐ 千切れ雲たち 下校せり

41、月 波を見て ゆれる十五夜 鯉濃い恋し 15の頃

42、家族と共に 焼いたアルバム 骨壺もなく 消えるセイ

43、時刻表見て 君との時間 ワクワク待つの 9:08

44、土に触れ聞く 今年の野菜 長雨越えて よくコエて


チーム名:どどいつの種

1、今日の広告 どの種買おう いつも思うが 植えられず

2、宵酔い旨し 八を肴に 出来たつまみは 歯に刺さる

3、キノコを探し 藪のなかから 微かな香り 鹿の糞

4、マイナス10度 水道管が 凍ることない 諏訪のうみ

5、秋の長雨 頃好いキノコ 鼻をくすぐる 焼きまったけ

6、守屋の山に 笠雲かかり すすきたなびく 秋が来た

7、朝の冷え込み 今年は早い 寒天づくり 期待・大

8、なんだかんだで 色々してる 一人ばたばた 夢を見る

9、コロナは憎し 長雨憎し だけどいとしい 我が大地

10、夕日に染まる 野山の木々は 紅染まる 頬のよう

11、風がつめたい 秋の夜空に 稜線照らす 星明かり


チーム名:ちょーあなろぐ

1、コロナのいまよ ゆだんきんもつ でもそとでたい 思いっきり

2、いまだからこそ 縄文の風 へいせいれいわへ 吹き抜けろ

3、いまがさいこう 人影まばら 独り占めする 映画館

4、きせつかわりて 里も色づき トンボ飛び交う 虫も歌う

5、あたりいちめん 縄文土器 タイムスリップ 夢だった

6、中秋夜 月からうさぎ ダンスしながら ラッタッタ

7、夢と希望の 演劇舞台 役者はそろった さあ先へ

8、夏の思い出 何もないまま 今年が終わる さびしいな

9、夜のドライブ 街はきらめき 宝石のよう 初デート

10、消しゴムのかす ねりけし作り えんぴつの芯 過去のおもい

11、リクエスト曲 気分はハイに みんなで歌えば 楽しいよ

12、あらたなせかい 満点の星 希望をのせて レッツゴー

13、さわやかな朝 小鳥の声が 寝覚めを誘う いい気分


チーム:おでかけ隊

1、台風過ぎて 馬肥ゆる秋 遠くを見れば 腹が鳴る

2、好きよ大好き まあるいお顔 四角い顔も みんな好き

3、好きよ大好き まあるいお顔 四角い顔も 三角も

4、女神とビーナス 目覚めてみれば ガラスの中で 時紡ぐ

5、流れる雲と 焚き火の匂い 茅野吹く風に 集う声

6、ふるさと遠く 旅する想い お国なまりと 母の味

7、くれる秋の田 黄金に揺れて 群れ飛ぶトンボ 待つ案山子

8、月に一度じゃ あまいご褒美 イヤよイヤイヤ 淋しいわ

9、月が綺麗と 漱石流で 君はお団子 お代わりで

10、秋雨降れば 人恋しくて つい電話する 長い夜

11、熱燗恋し 月に傘貸す 眠れぬ夜は 猫を抱く