ドンドン芽を出す月イチ会議 本格始動!

 9月6日(日)、茅野市民館マルチホールにて茅野市民館をサポートしませんか2020「演劇の『種』育てましょ!花を咲かせ実を結ばせるクラブ活動」ドンドン芽を出す月イチ会議が開催されました。

茅野市民館をサポートしませんか2020「演劇の『種』育てましょ!花を咲かせ実を結ばせるクラブ活動」では、演劇の「種」となる要素を探しながら、みんなで楽しんで「種」を育てていくクラブ活動を行っています。

先月は“発足の巻”ということでトーク中心の活動でしたが、今回からは本格始動!

前回はリモートでの出演となった講師の柏木陽さんも市民館に来られてクラブ活動スタートです!

会場には小学校低学年のお子さんから大人の方まで、様々な年代の方が集まりました。
参加された方の中には、柏木さんと初めて直接会うという方もいれば、以前の市民館の催事の中で会ったことがある方も。
なので最初はこんなやり取りを…

「市民館に初めて来た人~~~?」
「はーい!」


「ここまで来るのに30分くらいかかる人~~~?」
「はーーい!」


「10歳より年上の人~~~?」
「はーーーーーーーい!!!!」


会場が和やかな雰囲気になったところで、早速柏木さんからお題が出されました。
「隣の席の人と対戦型短歌を作ってください!」
対戦型短歌というのは…
短歌の5・7・5・7・7を隣の人と交互に詠んでいく遊びです。
例えば、Aさんが最初の5文字を詠み、Bさんがその続きの7文字を詠みます。
Aさんは更にその続きの5文字を詠み、Bさんがその続きを詠み…と二人で一つの短歌を完成させていきます。



皆さんの作った短歌を一部紹介したいと思います。

「ねむいなぁ 朝早起きで 朝ごはん つくるの嫌だ 毎日思う」

「満月の おいしそうだな ふっくらと 秋ナスいれて あっちいお焼き」

「うんどうかい まいにちれんしゅう あついけど みんなにみせたい かけっこ1位」

2人で短歌を作ってみると、自分の最初のイメージからかけ離れていったり、思いがけない内容になったりしますが、不思議と調和して面白い歌になっています。

さてさて続いては…
「皆さん4人くらいのグループを作ってください。今度は4人で都々逸を作ります!」
都々逸(どどいつ)というのは、7・7・7・5の文字数で表現される詩です。
先程の対戦型短歌のように4人で1つの詩を作ることに。

短歌の時はスルスルと単語が出てきたのに、都々逸になると急に言葉に詰まってしまう場面も。
柏木さん曰く、「短歌は今まで学校の授業などで作ったことのある人も多い。一方都々逸は作る経験があまりない。なので都々逸の方が難しいと思います。」
最初は苦戦していたグループも慣れてくるとドンドン楽しい都都逸ができてきます。




こちらも皆さんの作品を一部紹介していきます!

「夏のごちそう 食べ飽きた頃 ぷるんっとゆれる 君のほほ」

「いついつまでも なかよくしてね 夜はカレーが 好きだよね」

「冷蔵庫から 気付けば消えた きゅうりはどこへ みその中」

「気付いたけれど 見て見ぬふりで 通り過ぎたら 一万円」

短歌とはまた違ったリズムで各チームの個性が出た都々逸ができていきます。
最後には大盛り上がりで、楽しんで創作している様子が随所で見られました。

都々逸は次回の月イチ会議まで、メールやLINEを用いてチームごと創作を続けることに。
大人数で集まって一緒に何かを行うことがなかなか難しい時期ですが、言葉だけのやり取りでもこうして人とつながって一緒に作り上げることは楽しいことだなぁと改めて感じます。

皆さんの作った都々逸が種になり、これからどのように育っていくのでしょうか…。
次回も楽しいクラブ活動にしていきましょう!

次回の月イチ会議は10月11日(日)14:00~、茅野市民館マルチホールにて!

前回出てない!という方も、どのタイミングからでも参加できますので、「演劇の『種』」に興味のある方はお気軽に茅野市民館までお問い合わせください!

マネージャー マリコ